目指せ!マイナス5歳肌!周りと差がつくスキンケアとメイクの話

アートメイク、やるべき?やめるべき?

顔のパーツの中で、「眉」はかなり重要な位置を占めているものです。イラストにしてみるとわかりやすいでしょうけど、太くてつりあがった眉だと怒ったように見えるし、細くて下がった眉だと弱弱しく見えます。つまり、この眉をどうするか、ということがメイクをする上でも重要になってくるのです。とはいっても「毎日、眉を整えるの面倒くさい・・・」と思う人もいるかもしれません。

また、眉自体が薄いので、「私のメイクは眉にかける時間が一番長い」という人もいるでしょう。要するに、眉って悩みどころなんです。さて、最近、そんな眉の悩みを解消する一手段として「アートメイク」というものがはやっています。それが何なのか正確にしらなくても、言葉くらいは聞いたことがある、という人もいるかもしれません。そこで、アートメイクについてわかりやすく説明しましょう。

1.そもそも「アートメイク」って何?
仕組み的には、「刺青(タトゥー)」と一緒です。違うのは、色を入れる層です。つまり、皮膚の表面から表皮といわれるところに顔料を入れる施術を行います。(タトゥーはもっと深いです。)基本的に、一生消えない刺青とは違って、数年で薄くなっていきます。ただ、いきなりパッと綺麗に消えるわけではなく、徐々に薄くなっていくので、そのあたりに注意しなければいけません。

2.時間とお金はどれぐらいかかるの?
先ほどから述べているように、刺青とは違うので、そこまで時間はかかりません。
一回当たり30分前後といわれています。もちろん、その前後にカウンセリングやアフターケアの仕方などの説明があるので、実際はもうちょっとかかります。でも、実際に施術を受けた人は「思ったより時間がかからなかった」ということを口にする方が多いようです。

また、刺青と違って濃い顔料を使うわけではないので、一回で綺麗に色が入るとは限りません。複数回通うことになるサロンがほとんどです。一回で済ませたい場合は、顔料の量などを調整することになりますが、肌への負担が大きくなります。肝心の費用ですが、平均して5万円前後といわれています。高額な医療機器を用いて施術を行うサロンの場合、もっと高くなることも考えられます。

また、近頃では「日本より安いから」という理由でお隣の韓国でアートメイクを入れる人も多いです。しかし、アフターケアの問題もありますので、亭栄しているサロンが日本にあるなどの一部の例外を除いては、日本でやるほうが無難でしょう。
3.メリットとデメリット
メリットは何と言っても「毎朝、眉毛を書かなくて済む」ということです。自分の思い通りの形になっていれば、それだけメイクにかける時間を短縮することができます。何かと忙しい朝だったら、これは嬉しいでしょう。一方、デメリットですが、一番大きいのは「気に入らないからといぅて安易に変えられない」ということです。アートメイクは消えない、というのが利点でもあります。

しかし、メイクにあわせて眉のイメージを変えたい、というときにそれが邪魔になることもあります。もちろん、刺青と同じく除去手術を行うこともできますが、費用は高額です。また、最近では顔料も改良されているのですが、顔料の中には金属を含むものもあります。その影響で、MRI検査ができない、という事例が過去にありました。

ただ、最近ではMRI検査を受けても大丈夫、という顔料を使っているサロンも多いので、心配なときはクリニックに聞いてみるといいでしょう。結論から言えば、アートメイクは自己責任でやるべきもの、ということです。