目指せ!マイナス5歳肌!周りと差がつくスキンケアとメイクの話

化粧品って、いつまで使えるものなの?消費期限あれこれ

当たり前ですが、食べ物には「賞味期限」(ここまでならおいしく食べられます、という目安)や「消費期限」(この日までに食べてください、という期限)があります。このことを知らない、という人はあまりいないでしょう。でも、化粧品にも「消費期限」があるということはご存知でしたか?「そんなの当たり前じゃない」と思う人もいれば、「え?知らなかった・・・」と思う人もいるはずです。

でも、考えてみてください。病気になったときに飲む薬にも、使用期限がありますよね?薬と化粧品を単純に比較することはできませんが、同じ化学製品である以上、化粧品にも使用期限があって当然だと思えませんか?食べ物が痛むことを考えればわかるように、薬や化粧品も空気に触れて劣化していくのです。そこで、化粧品の使用期限についてまじめに考えてみましょう。

1.化粧品が未開封の場合
一般的に、化粧品が未開封である場合、製造年月日から3年程度が使用できる目安だといわれています。ただし、これは化粧品に防腐剤や酸化防止剤などが配合されている場合で、しっかりと封がされている倍に限ります。最近、無添加、低刺激の化粧品がはやっていますが、そういう化粧品は防腐剤や酸化防止剤を配合していないので、もっと劣化が早いです。持って1年といわれています。

実際のところは、メーカーによって異なるので一概には言えませんが、「いつまでも使えるものではない」ということを覚えておいたほうがよさそうです。海外旅行に行くと、免税店で化粧品が安いのでついつい買ってしまいがちです。でも、使い切れないほど買うのは荷物にもなるし、やめましょう。使わないうちに期限が来てしまった、ということだってありえます。買った化粧品はさっさと使いましょう。

2.化粧品を開封した場合(スキンケア編)
先ほども述べたとおり、化粧品は開封すると酸化がどんどん進んでいきます。そのため「去年使っていた化粧品を今年また使おう」だなんて考えないほうがいいです。確実に劣化が進んでいるので、肌に乗せないほうが無難です。それを踏まえて、話を進めましょう。一般的に、化粧水や乳液、美容液などは毎日使って2~3ヶ月もつ量を設定して容器詰めされています。

なので、1シーズンで使い切るのがベストです。最近増えている、防腐剤無添加、ナチュラル志向の化粧品の場合、もっと期限が短くなります。1ヶ月で使い切る、という商品も少なくありません。また、化粧品を開封した後の保存環境にも気をつけましょう。何でもそうですが、高温多湿のところに置いておくと、それだけ劣化も早くなります。

3.化粧品を開封した場合(メイク編)
それでは、アイシャドウやリップなどのメイク用品の場合、どうなるのでしょうか。これらはスキンケア用品に比べると、使用期限はやや長いです。1年くらい、と考えましょう。ただし、マスカラは2~3ヶ月といわれています。これはなぜかというと、マスカラの使い方に答えがあります。マスカラはブラシを出し入れして、液をつけて使うものです。そのため、雑菌が繁殖しやすいといわれています。

雑菌が繁殖したものを使うのはトラブルのもとなので、こまめに取り替えるようにしましょう。また、専用のチップで着けるタイプのリップグロスも注意が必要です。唇に直接塗ることになるので、4ヶ月をめどに交換するといいでしょう。液がねばねばしてきたり、変なにおいがするようになったら躊躇なく取り替えてください。