目指せ!マイナス5歳肌!周りと差がつくスキンケアとメイクの話

間違っていない?フェイスマスクの使い方

日々、お手入れをしていて、「あれ、今日は肌が疲れているな」と感じる日はありませんか?仕事が忙しかったり、寝不足だったり、不規則な生活が続いていると、それだけで肌も疲れを出してしまいます。化粧のりが悪くなったり、かさついたり。そんなときにオススメしたいのが、フェイスマスクです。一時期、韓流ブームがあったとき、韓国の化粧品会社が作っているシート状のフェイスマスクが大量に日本に入ってきました。

これを受けて、日本の化粧品メーカーも似た形態のフェイスマスクを精算するようになりました。韓流ブームは去ってしまいましたが、これをきっかけとしてフェイスマスクをお手入れに取り入れた人は多いはずです。肌が疲れたときに使うと効果てきめんなので、「もう手放せない」と買いだめしている人だって少なくないでしょう。

事実、化粧水をコットンにたっぷり含ませてパッティングした場合と、フェイスマスクで20分パックした場合の水分量を比べてみたところ、フェイスマスクを使ったときのほうが、肌の水分量が倍近く違っていた、というデータもあるくらいです。肌の水分量が上がる、ということはそれだけみずみずしい肌になるということ。そんなことを聞くと、今すぐにでも試したくなりますよね。

でもちょっと待ってください。あなたが、今、手にとったフェイスマスク、正しい使い方で使っていますか?使い方を間違えると、効果が出ないばかりか、逆に肌を傷めてしまう原因ともなってしまうのです。そこで、フェイスマスクの正しい使い方をもう一度おさらいしておきましょう。

1.使う頻度はどれくらい?
まず、フェイスマスクを使う頻度についてです。フェイスマスクの種類にもよりますが、説明書きには、「週に1~2回の使用をお勧めいたします」と書いてあることが多いはずです。あくまでスペシャルケアなので、毎日は使用しなくていい、ということになります。考えてみればわかることですが、人間がご飯を食べ過ぎるとかえって不調になるように、肌も栄養を与えすぎるとかえって不調になってしまうのです。

ただ、肌がどうしようもなく疲れているときは、5日~7日くらい集中してフェイスマスクを使い、肌の調子を回復させるという使い方をしてもいいでしょう。それで回復するならしめたものですが、そういうことをやっても回復しない、もしくは、フェイスマスクすら乗せられないというほどに肌の調子が悪いときは、化粧品を使うのを一度止めて、皮膚科で相談しましょう。

2.使うタイミングは?乗せる時間は?
フェイスマスクを顔に乗せるとき、「いつ乗せればいいの?」と思ったことはありませんか?顔を洗ってすぐなのか、それとも少しは手入れをしてからなのか、迷いますよね。そのフェイスマスクがどんな製品なのかにもよって異なるので、一概には言えませんが、一般的には洗顔し、化粧水で肌を整えた後、美容液の代わりに使う、という使い方をするようです。

また、フェイスマスクはいったい何分顔の上に乗せておけばいいのか、ということもあわせてお話します。これも製品によって微妙に違うので一概には言えませんが、大体10分~20分ということが多いようです。それ以上乗せていると、フェイスマスクのシート自体が乾いてしまって、かえって顔の乾燥を招いてしまいます。

3.そのほかに気をつけること
フェイスマスクによっては、目の部分に穴が開いていて、シートでカバーされないタイプの者があります。そういうフェイスマスクを使う場合、先に目元だけ保湿ケアをやっておくといいでしょう。乾燥を防げます。