目指せ!マイナス5歳肌!周りと差がつくスキンケアとメイクの話

肌タイプと目的に合わせて選ぼう!ファンデーションの基礎知識

あなたは普段どういう基準でファンデーションを選んでいますか?「化粧直しがしやすい」「カバー力が高い」「つけていて乾かない」など、人によってその基準はさまざまです。でも、「自分はこういう肌だからこういうファンデーションを使う」と自分一人で決め付けていませんか?もちろん、それが自分に合っているものならば、それでいいのです。

でも、「今つけているファンデーション、イマイチなのよね」と思ったら、違ったファンデーションにチャレンジしてみるいい機会かもしれません。そこで、ファンデーション選びに必要な基礎知識をお教えします。

まず、ファンデーションのタイプですが、大きく分けて次のようなものがあります。それぞれについて、長所と短所を取り上げましょう。

1)クリームファンデーション
クリーム状のファンデーション。
<長所>
・脂分が多く含まれているので、乾きにくい。そのため乾燥肌の人には向いている。
・カバー力が高いので、シミやそばかすを目立たなくすることができる。
<短所>
・脂分が多く含まれているので、長い間日光に当たっていると酸化し、シミやくすみの原因となる。
・ストレスや生理等でホルモンバランスが崩れているときは、化粧崩れがしやすいため、その影響をもろに受ける。

2)リキッドファンデーション
乳液状のファンデーション。
<長所>
・クリームタイプほどではないが、脂分が含まれているので、乾燥肌の人でも使いやすい。
・肌への伸びがいいので、メイクをするときの負担にならない。
<短所>
・クリームファンデーションに比べると、カバー力は劣る。
・仕上げにフェイスパウダーを使うことも推奨している商品も多いので、ランニングコストがかかる。

3)パウダーファンデーション
粉状のファンデーション。粉を技術を用いて固めた「プレストパウダー」と呼ばれるタイプが主流。
<長所>
・脂分をほとんど含まないので、肌への負担が少ない。
・化粧直しをするときにすぐできるので、便利。
<短所>
・乾燥しやすい。乾燥肌の人は、保湿成分が配合されている商品を選ぶことが無難。
・カバー力は低い。カバーしつつもパウダーファンデーションを使いたい場合は、コンシーラーなどを併用することを考えたほうがいい。

4.BBクリーム
もともとは、やけどの治療跡を隠すためにされたクリーム。韓国産のBBクリームが人気になったことにより、国内でも生産・発売されるようになった。
<長所>
・化粧下地としても使うことができるし、クリームを塗ったらそのまま出かける、ということも可能。使い勝手が良い。「化粧を本気でするほどじゃないけど、すっぴん出かけるのも・・・」というときにはとにかく便利。
<短所>
・BBクリームの種類によっては、カラーバリエーションが少ないので、自分の顔の色に合わないクリームもある。

以上の話を総合すると、「乾燥肌=クリーム、リキッド」、「普通肌、脂性肌=パウダー」という図式が成り立ちます。でも、人間である以上、体調はゆらぐものです。そのときによってベストな化粧品は変わって生きます。まずは、自分の肌が今、どういう状態にあるのか、見極めることが大事でしょう。