目指せ!マイナス5歳肌!周りと差がつくスキンケアとメイクの話

香害にならないための香水選びと着け方

香水のビンっておしゃれなものが多くて、見ているだけで楽しいですよね。その中から井お気に入りの香りに出会えたときの嬉しさは格別です。でも、あなたにとっていい香りでも、他の人にとっては良くない香りになる、ということは気付いていますか?「あの人、香水くさいんだけど」と言われてしまったら、相手にも迷惑だし、何より、自分が人格を否定された並にショックでしょう。

俗に言う「香害」です。では、そうならないためにはどうすればいいのか、ということをこれからお話します。まず、一番大事なのは、「つけてはいけないシチュエーションを知っておく」ということです。では、どんな場所にはつけていかないほうがいいのでしょうか。真っ先に挙げたいのが「病院」です。言うまでもないことですが、病院は体調の悪い人がいく場所です。

体調の悪い人にとっては、ちょっとした香りでも敏感になってしまい、ますます具合が悪くなってしまいます。お見舞いに行く予定がある場合は控えましょう。また、懐石料理やお鮨など、「和食のお店」でも避けておいたほうがいいでしょう。料理の繊細な味は、香り一つで印象が変わってしまうことがありえます。次に、「案外受けのいい香水はどんな香りか」ということを挙げたいと思います。

日本は高温多湿です。そのため、さっぱりとした香りが好まれる傾向にあります。なので、かんきつ類の香りを主体にしたシトラス系、花の香りを主体にしたフローラル系は多くの人から受け入れてもらいやすいでしょう。逆に、甘すぎる香りはウケが悪い傾向にあるようです。そういう点では、麝香ともいわれるムスク系は難しいかもしれません。

基本的にはご自身が好きな香りを選ぶのが一番いいのですが、他の人のウケも考えておくことも大事な要素です。では、そうやって選んだ香水を体のどこにどれだけつければいいのかという話に移ります。少し考えればわかることかもしれませんが、一般的に香りは花に近い部分にあればあるほど、その香りを強く感じるといわれています。皆さんも、何かのにおいをかぐときは、鼻の近くにそのかぎたいものを持って行きますよね。

香水の着け方にもそれはいえて、自分や相手の鼻に近いところにつければつけるほど、相手や自分に香りを強く感じさせることになります。香水はあくまで「ほのかに香らせる」からいいのであって、ぷんぷん香らせていては「ただの香水臭い人」になってしまいます。それを考えれば、鼻に近い部分は避けたほうがいいかもしれません。おすすめなのは、腰から下の部分につけること。
手首やひざの内側、足首などの部分。「そんなところにつけて香るの?」と思われるかもしれませんが、香水は基本、揮発性の高いものです。空気に触れて蒸発して香ってくれるので、ほのかにいい香りを漂わせることができます。あと、香水をつけるときに気をつけたいのが、「他の香りと交じらないようにする」ことです。整髪料などを無香料のものにするなどして工夫しましょう。